クラシック音楽、歴史上作曲家アーティスト別
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シューマン マンフレッド序曲 フルトヴェングラー ベルリン・フィル

■シューマン マンフレッド序曲

フルトヴェングラー ベルリン・フィル 49年

マンフレッド序曲

LPの時代は片面に30分、両面で計60分程を収めていたが、CDは詰め込めば80分ぐらいを切れ目なしに収録できるのでその点では良くなった。そうすると大概の交響曲は1曲容れると余った部分が中途半端に大きくなる。モーツァルトの場合は2曲は入る場合が多いのでいいが、ブルックナーの第8あたりになってくると1枚には到底入らず、2楽章づつ1枚にしていたら余りが大きい。それで1枚目に3楽章入れ、次に第四と何かおまけのように入れておく。しかし有名な人の場合はこういう配慮をしなくても売れるからなのかクナッパーツブッシュ(ミュンヘン・フィル)の場合は2楽章づつである。他には入っていない。グドオールは内容がすばらしいが有名ではなくポストに恵まれなかった人なので、マイスタージンガー前奏曲が付くうれしいおまけがある。でも基本的にはスペースを埋める配慮が普通である。こういう配慮をほとんどしないのはカルロス・クライバーとフルトヴェングラーである。半分以上余っても関係ない。まれには例外もあるにはある。それが本作である。ドイツ・グラモフォンにとって第四交響曲を世に送り出すことには十分なものがあったはずで、これだけでも売れたに違いない。そこへわざわざ3,4年前のライブ録音を引っ張ってきて付け加えたのにはやはり十分な理由があったに違いない。それは聴けばよくわかる。第四に続けていれてあるのでアンコールのように聴いてしまうわけだが軽く聴き流しているとあまりのインパクトに仰け反ってしまう。激しくも美しい表現に圧倒されてしまうだろう。