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モーツァルト 交響曲第39番 ワインガルトナー ロンドン響

■モーツァルト 交響曲第39番

ワインガルトナー ロンドン響 23,24年

第1楽章
第2楽章
第3楽章
第4楽章

ワインガルトナーはこの曲を生涯に4回録音しているようだが、それは彼がこの曲を気に入っていたということもあるかもしれないが、それ以外にも色々なしがらみがあったのかもしれない。当時ウィーンではワルターの人気が絶大だったので、ワルターは比較的自由に録音の選曲をできたらしい。モーツァルトの録音にしても例外ではなく、多くの曲を残しているようだが、なぜか39番は気に入らなかったようで結局録音していない。(晩年のコロンビア響の録音はあったように思うが)そういうことでワルターがやらない曲目だけやらせてもらっていたのがワインガルトナーだったということで彼は不満を漏らしていたようだが、やっぱりレコード会社は採算を考慮しない訳にはいかないので、どうにもしようがなかったようだ。この例とは違うが、後に50年代後半以降のしばらくは英EMIに録音専用に近いオーケストラがあり、これを使って多くの古典のレパートリーを録れていたが、この専任の指揮者がクレンペラーだった。彼はブルックナーでもマーラーでも何でもやる器用な人だったが、それでも避けていたものもあったようでなぜかマーラーの5,6番は録っていない。最終的にナクソスばりのカタログを作ろうと思っていたわけではないにしても、他にエルガーなど英国ものなども含め、部分的に欠けていたら気になるものはあった。その時にそのすきまを埋めたのが、だいたいバルビローリだった。この場合は人気はあまり関係なかったが、この時代に両巨匠があらゆるレパートリーですばらしい録音を残したのは人類への貴重な遺産となっている。ワルターとワインガルトナーの関係も当事者らの感情を抜きにすれば、まあ・・良かったと思いたい。そう思わずにはいられない程、この演奏はすばらしい。