クラシック音楽、歴史上作曲家アーティスト別
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モーツァルト 後宮からの逃走 クリップス ウィーン・フィル

■モーツァルト 後宮からの逃走

リップ(コンスタンツェ)
ローゼ(ブロンテ)
ルードヴィヒ(ベルモンテ)
クライン(ペドリロ)
コレー(オスミン)
ヴェースター(セリム・パシャム)

クリップス ウィーン・フィル 50年

第1幕1  第1幕2  第1幕3  第1幕4
第1幕5  第1幕6  第1幕7  第1幕8

第2幕1  第2幕2  第2幕3  第2幕4
第2幕5  第2幕6  第2幕7  第2幕8

第3幕1  第3幕2  第3幕3  第3幕4  第3幕5  第3幕6

モーツァルトが生きていた時代は成功するためにはオペラを書くことが必要不可欠だった。そのため、ウィーンに定住することに決めた時に、まず1つオペラに着手した。何とかして人気を得る必要があったため、当時受けが良かった東洋趣味、異国情緒のただよう作品を作った。序曲はトルコの軍楽隊をイメージできるものにした。後宮という東洋の印象の強い、興味を抱かせる秘められた空間を題材に使った。このような切羽つまった状況で書き上げられたのが、この「後宮からの逃走」である。そういう作品成立の経緯があったから、ウィーン出身の高名なモーツァルト指揮者だったヨーゼフ・クリップスにとっても、最良の形で演奏したいという強い気持ちがあったとしても不思議はない。しかし、それ以上にモーツァルトへの愛情があふれ出してくるウィーンの人々による本作は、どの瞬間も楽しげで、オペラのすばらしさを十二分に味わわせてくれる。あこがれにも似たかわいらしい表現は、巨匠たちによる気迫と緊張感に満ちた巨大な演奏とは全く違った別の魅力に気づかせてくれる。心を無にして童心に返ったときにふと、何かに気づかされる、そういう感じである。すべての表現はピュアで、何かを失いかけていると感じられる時に大事な事を教えてくれそうな、そんなすばらしい演奏である。