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ブラームス ハイドンの主題による変奏曲 フルトヴェングラー 北ドイツ放送響

■ブラームス ハイドンの主題による変奏曲

フルトヴェングラー 北ドイツ放送響 51年

ハイドンの主題による変奏曲

(このCDについて詳しくは 第一交響曲 をご覧下さい)
(出だしの音が切れていますが、このCDの仕様です)
まだ僕がCDとかLPというものを一枚も持ってなかった時、FMラジオをテープに録音して聴いていた時分に最初に記録に採ったのが、ジョージ・セル指揮クリーブランド管のこの曲だった。現在でもセルの録音は、この曲と第一、他にはドボルザークの第8ぐらいしか持っていないが、たぶんこの演奏を当時テープに収めていなければ今でもクラシックを聴いていない。それぐらい衝撃作だった。その後しばらくしてこのフルトヴェングラー盤を入手してこの曲の魅力を再確認したが、その時こう思った。「普通は一番最初に聴いた演奏の印象は聞き手にとって唯一のイメージになることがあるが、それほどのインパクトを受けていながらなぜこのアンサンブルの乱れたような演奏に違和感を感じないのだろうか」。つまり、セルで耳を慣らしているから解釈の違うフルトヴェングラーを聴くと否定的感情が生じてもおかしくないということである。それがなかったので不思議に思ったのである。その時にはセルのテープは正月頃にやってるバイロイトの実況を録音するため上書きされていたので、もう一度原点に返ってみるということができなかったから、なおさら自分の中でわだかまりが残ってしまった。それでもすぐCDを買う気にまではならなかったのでセルを再び聴くまで数年を要するが、驚いたことに後にセルを聴いたら違和感を感じてしまった。この逆転劇は何だったのだろうかと今でも思うことがある。僕は現在に至るまでフルトヴェングラーの呪縛から逃れることができていないのは、むしろ喜ばしいと感じている。