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ベートーベン エグモント序曲 フルトヴェングラー ベルリン・フィル

■ベートーベン エグモント序曲

フルトヴェングラー ベルリン・フィル 47年

エグモント序曲

ベートーベンの中期の序曲には傑作が多いといわれているが、その理由はあまりスケールを大きくしすぎないかららしい。別に後期の作品が悪いわけではない。献堂式序曲という作品がある。これは作品番号が124なので、荘厳ミサ曲(123番)と第九(125)の2つの大作とほぼ同時期に作曲されていることになる。これはワインガルトナーが残しているのがあまりにすばらしく、何回聴いたか忘れるぐらい聴いている。これは関係ないから話を戻そう。このフルトヴェングラーのエグモント序曲だが何というかぴったりといったら失礼のような気がするが自分で作曲したのかと思わせる程、すざまじい気迫のこもり方といい1個1個の音が語り方に説得力がある。冒頭のブラスのシゅーと消えていくあたりなどは、ごついものが向かってくる前みたいな奥に秘めたものが感じられる。この作品は短いからかもしれないが、これを聴いたらなぜか、コリオランも聴きたくなってくる。でも、このCDは次に大フーガが入ってるので欲求不満が溜まることはない。それでもフルトヴェングラーの録音で満腹感の感じられないこういう作品は珍しい。序でにいうとコリオランはたぶんない。少なくとも家にはフルトヴェングラーのコリオランはない。それでわだかまりが残る。それで本作はあまり聴くことがない。前半だけならいいが・・。